2010.5.24~6.2 インドネシア旅行記(バックパック)
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【5.28~29】ギリ島へ小さな船旅、トロピカルなスノーケリング
翌朝です。昨晩は近辺を2kmほど散歩をしました。なかなかよさそうな町じゃないですか^^ スンギギを何も知らない状態でこの地を去るのは如何なものかと。ということで、さらに3連泊することにしました。
不便と言えば、部屋にインターネット回線が無いことぐらいですかね。メールの送受信や調べものには近くにインターネット屋さんがあるので、実際に困ることはありません。
「Jl. ラヤ スンギギ」通りを歩いてみます。
売店でミネラルウォーターを買いました。ちっちゃい幼児が可愛かったので、30分ほど話しました。
こちらの御二人は近所の中学生だそうです。男の子はキリスト教、女の子はイスラム教を専攻、違った、信仰していると言っていました。というのは、インドネシアでは何かしら宗教を信仰をすることになっているとのこと。なるほど、思想や人格の形成、社会的立ち位置の確立に意味があるということか。カップルなのか、と聞くと照れ笑いをしてハッキリ答えません。あんまりおじゃまが過ぎると、通りすがりの馬車馬に蹴られそうですね。
ではおじちゃんいくわ~おじゃましました。っと、最後に数枚写真を撮らせてもらいました。なかなかいいポーズです。
アート・マーケット(パサール スニ:民芸品市場)に立ち寄ってみました。工芸品やアクセサリーなど小奇麗に並べてありました。バリ島で見たゴチャゴチャ感はありません。
戻ってきました。シャワーを浴びて、今度は夕食と夜の散歩に出かけます。
現地を味わうという意味で食事はインドネシアの伝統的な料理を注文することにしています。ただ、ココナッツミルクを多用し、全般的に甘めの味付けなので、ちょっと癖のある感じです。(辛いのもあります) 洋食と交互にとるといいかも。
さて。料理店で夕食をとっていると若い男が、ギリ島観光をしないか、と日本語で売り込みにくるではないか。1日US$100-と言う。アイデアの無い私にとって悪くはない話だが、高い。50ドルにならないか、と言ったらそれは安いとのこと。5ドル単位の交渉、相手にとって小さくない金額。でもあんまり500円、1,000円を値切るのも可哀想。70ドル(\6,400-)でOKしました。支払いは翌朝、午前9時にホテルロビーで落ち合う約束をしました。
翌朝です。昨晩の人は時間通りにスクーターでやってきました。
近くの海岸に船を待たせてあるとのこと。彼のスクーターの後ろに乗ってそこへ向かいます。ノーヘルのタンデムで写真を撮ってますが、危ないのでよい子のみんなはマネしちゃいけません。
おっ、ここはアート・マーケットではないか。
近くの駐輪場にスクーターを停めます。
歩きながら説明を受けます。日中の時間の関係上、3つの島のうちトゥラワガン島(一番大きな島)のみの観光、到着後は自由行動、帰路の出発時刻は午後4時、案内は船を出す操舵者のみ、必要ならスノーケリングの用具を貸し出す、と。充分充分。
浜辺に出てきました。昨夜この海岸を歩きましたが、日中はこんなに人がいるのね。
スンギギのビーチです。美しい。でも、ギリ3島はこの上をいくそうです。これは楽しみ。
よく見たら沖のほうは波が高そう。丘みたいだ。大丈夫なん? と聞いたら、問題ないとのこと。
この船ですね。
彼と仲間が私の荷物とスノーケリング用具を積み込んでくれました。
このお兄さんがギリ島まで連れて行って下さるそうです。よろしく~。
エンジンがかかりました。
「行ってらっしゃい~」と日本語でお見送りです。(日本語を話せるのは彼だけですが)
こういうビジネスなのね。
ビーチをパシャリ。
しかしこの人、「がたい」がいいですね~。胸板が筋肉質で前後に厚く、海の漢、って感じ。
海岸に沿って船が行きます。ここにもバンガローがありますね。
「ササッ族」か、と聞くと、YESと言ってました。顔つきがバリ島の人達とは違うもん。ササッ族(Sasak)はロンボクやその他諸島の先住民で、ロンボク島住民の85%はこの種族だそうです。バリ島からバリ人の勢力がやってきて、どんどん開墾していったようです。
この岬を周ると、あとは直線です。
岩肌が見えます。玄武岩です。火山島ありがとう。
沖に向かって進みます。波が少し高くなってきました。
この島が今回の目的地、「ギリ・トゥラワガン島」です。
正面に見える島は3島のうちの真ん中、「ギリ・メノ島」です。
右の島はロンボク島に一番近い「ギリ・アイル島」です。なお、「ギリ」という言葉は地元ササッ語で「小さな島」を意味するそうな。
海岸に近づいてきました。
天気はまずまずですが光量は充分。シャッターを切れば素人でも綺麗な写真が撮れます。
たくさん人がいますね~。
この辺に船を留めるとのこと。水深は1.5mぐらいでしょうか、まさにエメラルドグリーンの海。
もちろんスノーケリングもやりましたとも、おっさん独りで。生きたサンゴとカラフルな熱帯魚が集団で泳いでいる世界が本当にありました。
海岸の通りです。ビーチグッズのレンタル店や休憩所、飲食店、雑貨店、観光案内、両替商の店などのお店が並んでいます。
少し歩いてみます。
ふんだんに時間があるわけではありません。軽く食べてスノーケリングを続けます。
連れてきてくれた彼は友達とおしゃべりをしていました。
おほ^^ 横たわる女体の数々。ギリを楽園と思うようになったのはこの時からである。
当然ながら望遠です。
行動範囲を広げたいならレンタサイクルがあります。1時間Rp12,000-です。
馬車(チドモ)で島を一周するのもいいかも。料金はRp.50,000~60,000-程度だそうです。基本的にこの辺りは対観光客価格なので安くはありません。
海水は温かく、2~3時間海にいても平気でした。なお、少し潮流があるので、気がついたら50mぐらい流されていたりします。
この後、スンギギへの帰路が修羅場となります。風が強くなり海が荒れ気味で、船は波の丘を登っては落ちる(2mぐらい?)の繰り返し。しっかり掴まってないとマジで海に落ちます。荷物はびしょびしょ、船酔いしてしまいました。。でもスンギギに近づくと落ち着き、夕焼けを見ながらの航行でした。これも自然の演出か! とても最高の1日となりました。別れ際、彼にチップをRp.50,000-渡しました。もっとあげてもよかったな。。