2010.5.24~6.2 インドネシア旅行記(バックパック)
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【5.24~26】バリ島に向けて出発!クタ、スミニャックとはこんなもの
前回のマレーシアで食や風土全般が気に入ったので、今度はインドネシアに行ってみることにしました。予算は総額12万円、9泊10日の計画です。インドネシアと言ってもとても広い。領域東西の端から端まで5,000kmを超える海洋国家で、政府も正確な島の数を把握していないほど。人口2億4700万人、1人当たりのGDPは4,000米ドルと日本の1/10。8割がイスラム教徒という。1日の気温は年を通じてだいたい26~32℃、日本でいう夏一歩手前。乾季(5~10月)と雨季(11~4月)があります。インドネシアを全く知らない私がここから何を想像できるのか? やっぱり行ってみるしかあるまい。最初はバリ島かな~。なお、インドネシアの入国にはビザが必要ですが、観光で短期滞在なら到着してから取得できます。(到着ビザ:7日10US$/30日25US$)
出発当日です。便は17:40関空発のJL715:デンパサール国際空港行きです。現地通貨は幾らぐらい必要なのかな。とりあえずルピア2万円分、米ドル1万円分だけ両替しました。(Rp.10,000=\99、1US$=\91) 今日の宿泊として、空港の無料LANコーナーから海外のオンラインホテル予約サイトで2泊分の予約をしました。準備OK~、出発待ちです。
飛行が安定したら早速機内食がきました。キャビンアテンダントさん、カタカナの名前ばかりでチーフぐらいしか日本人いませんやん。でもなかなかのアジア系美人、エコノミーなおっさんにはこの上ないサービスです。窓の外はどっぷり陽が落ちています。未知の国へ向けての夜間フライト、ジェット・ストリームの音楽が頭の中で流れている気分ですな。
いよいよバリ島上空、高度が下がってきました。島の部分がかなり暗いんですが。。最終の進入で室内が消灯となりました。23:30頃(日本時間0:30)、難なく到着です。飛行機の外に出た瞬間、超蒸暑い~。入国手続きが混んでいたので、空港の外に出るのに1時間ぐらいかかりました。 さて、タクシーの運転手さんに予約したホテル名を伝えます。が、知らないと言います。へっ? 他の運転手も誰も知らないようです。弱ったな、ホテル名しか分かりません。空港で寝泊まることを考えましたが、充電をしてシャワーを浴びたいので、いろいろ教えてくれた運転手さんに近場で料金の安い別のホテルへ行ってもらいました。
夜が明けたので行動開始です。ホテル入り口をパシャリ。こんなに綺麗な外観だったのね。なにしろ到着時はほとんど真っ暗だったので。
1棟に2部屋あります。私が泊った部屋は右側です。
淡い色調の室内で解放感があります。エアコン有り、温水シャワールームと洋式トイレ・ホース付きです。なお、インドネシアではコンセントの電圧は220Vなので、日本製の電化製品を持参するときは変圧器と丸ピン2本足の変換プラグ(Cタイプ)を用意しておきましょう。
入り口横の椅子に座っているといろんな人が声をかけてきます。「今日の予定は?」「高原の方に行ってみないか?」とか。今はバリ島の地に足がついていないので、とりあえずやめときました。
チェックアウトしました。さっきの写真とは逆の方向に歩いてみます。
通りに出ました。ここは何所でしょうかね。。
インターネット店(?)を見つけたので入ります。料金は1時間Rp.35,000-でドリンクバー・冷房完備です。ノートPCは持参しているのでインターネット接続環境を借りたい、と言えばLANケーブルだけ伸びてる机に案内されました。ホテル予約サイトからの本メールが届いてました。ホテル名や住所、宿泊日、部屋のグレード、料金など必要事項がちゃんと書いてありますやん。
店の人に尋ねたら、ここは空港から北方向へ2km、クタ海岸に近い「Jl. カルティカ」通り沿いの場所だと教えてくれました。出国時に予約したホテルは北に約500mの所にあります。今から向かうことにしました。
クタ中心部の繁華街です。この辺は夜になればネオンがキラキラ、賑やかになりますよ~。
そのホテルにやって来ました。カウンターで2日目の予約確認をお願いしたら、2泊分の料金を貰ってるから、よりグレードの高い自系列のホテル1泊に予約を移してやるよ、と言い、電話で話を進めているではありませんか。こちらの過失なのになんという親切心。。お言葉に甘えました。予約を移してくれた先は「グランド バリサニ スイーツ ホテル」とのこと。「スミニャック」という地区にあるようです。
翌朝の室内です。立派なリゾートホテルです。
トイレです。右側には大きなバスタブがあります。大理石調の壁面、ボトルのシャンプー、リンス、整髪料、アロマティックな石鹸の香りからして違います。
テラスです。朝日がとてもいい感じでした。
なぜか朝食券まで戴いております。トーストとフルーツバイキングで朝からお腹いっぱいになりました。ジュースを飲みながらリクライニングで海岸を眺めていると、高い波が次々と押し寄せてきます。たくさんのサーファーがいますね~。空港で夜を明かそうとしたおっさんが勘違いをしたひと時、チェックアウトの時間いっぱいまで満喫したのは言うまでもありません。
クタに戻ります。「クタ・スクウェア」の方へ向かって歩いていると、日本そのままの店を発見! 店名「SATSUMA」、九州の味です。バリでどこまで九州の味を再現できるのか? ここで長崎ちゃんぽんを頂きました。これはこれは、日本そのままの味ですやん。日本の味が恋しくなってきたら来店お薦め。店主は鹿児島出身、奥さんは長崎出身だそうです。
とするとこの光景、まるっきり大阪に見えないこともない。
クタ・スクウェアはすぐ近くでした。お洒落で若者向けのショッピング街です。
観光客の行楽と地元の商店で消費経済が成り立っているようです。
ここで変身しちゃいな、って感じですな。
午後6時です。歩き疲れたので、この通りでホテルを探すことにしました。
本日の寝床はここです。空調や室内家電は完備、ユニットバスにダブルベッドが2つ、子供用ベッドまであります。料金は青い紙幣4枚ちょい、と言えば分かりますかね。もっと安い部屋の設定もあったのですが、中国系の人たちの予約で空きがないとのこと。
3階からの夜の眺めです。確かに下の離れ屋に中国語を話す人たちが大勢います。賑やかで和気藹々と楽しそうですな。
さてさて、明日の予定を考えます。クタ、スミニャックの雰囲気はなんとなく感じ取れました。ただ、かなり蒸し暑い。もう少し快適に過ごせる場所はないものか。「地球の歩き方」によると、東に行けば行くほど熱帯雨林気候が弱まり乾燥するとのこと。ふむふむ、ならば隣の島「ロンボク島」のリゾート地「スンギギ」という町に行くことにしました。