2009.1.11~15 香港・尖沙咀~香港科技大 旅行記(学会)
【1.11~12】香港旅行:3日間、現地住民になるよ
今回は学会発表のための香港旅行です。準備で前日までバタバタでした。航空券の手配は済ませていたのですが、ホテルの予約は何もしていません。到着してから考えることにします(・。・)
いよいよ当日、香港に出発です。飛行機はJL701、関空を午前10時に出発して到着は現地時間の12時30分、日本と香港の時差は1時間なのでフライト時間は3時間半程度です。長くも短くも感じない飛行時間でしょうか。
「地球の歩き方」によると、近代的で整頓とした街並みと旧態依然の街並みの地域があるそうじゃないですか。学会シンポジウム会場へのアクセスが悪いと困りますが、香港らしいところを滞在拠点にしたいですね。賑わいがあって昔ながらの街並みの残る九龍(カオルーン)に決めました。その中でも、対岸に見える香港島のビル群を一望でき、九龍の中心的商業地区である「尖沙咀」(チムサーチョイ)を目指します。
さて、尖沙咀に到着です。最初にすることは宿泊の部屋探しです。比較的宿泊料の安いホテル(それでも軽く1,000香港ドルを超えます)にアタックしますが、3軒訪れてどこも満室。で、ここでいいかな、と決めたのは中港城の近く(ってか上?)にあるホテル。地下鉄の駅や九龍公園に近くて便利。一泊朝食無しでHK$1,600-(約\19,000-)、不足分は自腹です。。(4泊分2万円)
ホテルに接する廣東道の通りを歩きました。この辺りは衣服や化粧品、アクセサリなど若者向けのファッションなお店が多く、観光客も多いので活気があります。ちょっと歩けば大衆的な飲食店や衣服、雑貨、漢方薬、足裏マッサージ店などが数多く犇めく繁華街もあり、滞在拠点にとてもよさげ。
なかなかの高級感ですね。広さは日本のチェーン系ビジネスホテルのシングルルーム並みでしょうか、ちょっと狭い感じでした。
こちらはユニットバスルームです。
さてさて、今回は観光ではありません。これから3日間、シンポジウム会場まで片道1時間の通勤です。地下鉄 尖沙咀駅から「油尖旺」(ヤオマティ)駅で 観塘(クントン)線に乗り換え、「虹彩」(チョイホン)駅で下車します。そこからはバスに乗り換えです。
2階建ての路線バスです。1月なので香港も冬ですが、日本ほど寒くはありません。
20分程で目的地に到着しました。ここか~、って感じですね。
シンポジウム会場の香港科技大学の正門です。ここから10分ほど歩きます。
正門から坂を下ったところに建物があるようです。
ここが校舎の正面入り口です。
近くに周辺の海を見渡せる展望台がありました。この眺望だけでも感無量です。
会場内です。学会の研究発表形式を大きく分けると、研究内容をプレゼンテーションで表現して後半に質疑応答の時間を設ける口頭発表と、所定スペースに印刷物を掲示して必要に応じて対面説明と質疑応答を行うポスター発表に分けられます。私の発表ポスターも掲示してあります。
こちらは口頭発表会場です。演者の発表を批判的に聴きますので質疑応答の過程を無しに聞き入れることはありません。研究のデータや結果を信じるか信じないか、の世界となります。
旅行のウェブサイトにきて学会なんかどーでもいい、ですね。午後6時です。帰宅の途につきます。
路線バス2階の写真です。路線バスの夜の車窓も異国情緒を盛り立ててくれます。
虹彩駅です。列車が到着しました。
いっぱいになりました。この列車はやり過ごします。
車内です。
尖沙咀に戻ってきました。2日目にしてホームタウンの気分です。お腹が空いたのでそのまま散歩に出向きますよ。
頭上にたくさんの看板がありますねえ。
九龍地区はもっと小汚い風観をイメージしていたのですが、この辺りを歩き廻る限りそんな感じはしませんな。もっとゴミゴミとした人間味のある日本でいう昭和時代を彷彿させるような歓楽街の空気を味わってみたかったのだけど。
どんなイメージですか? おっさん。